こんな疑問を解決していこうと思います。
(簡単にできるかどうかはさておき、、、)アブローラーなんて、手に持って、転がして、腹筋伸ばすだけでからぶっちゃどれもけ同じじゃないの?
こんな意見よく聞きますが、半分ホントで半分ウソです。
アブローラーというと腹筋を鍛えるための筋トレグッズですが、手に持って、転がして、腹筋を伸ばすという単純動作は正直どのアブローラーを使っても機能的にはほとんど差異がないです。
じゃあ何が違うかというと、『使いやすさ』が商品によって全く違います。
ということで、アブローラーを選ぶときのポイントとおすすめのアブローラーを3つ紹介していきたいと思います。
【失敗しない】アブローラーを選ぶときのポイント
アブローラーの基本的な機能と使い方はどれをとってみても同じです。ただ、商品によって使いやすさだったり、静音性だったり細かい違いがあります。
これからアブローラーを1台選ぶつもりなら、これから説明する「アブローラーを選ぶときのポイント」をぜひ参考にどうぞ。
車輪はコンパクトなものを選びましょう
言わずもがな、アブローラーには車輪が付いているわけですが、その車輪によっても結構使いやすさが変わってきます。
商品ごとの車輪の違いは主に次の3つです。
- 車輪サイズ
- 車輪個数
- 車輪の幅
車輪のサイズ:当然小さい方が何かと扱いが楽です。機能がほとんど変わらないアブローだからこそコンパクトな方が収納にも困りませんね。
車輪個数:車輪1個より2個の方がバランスが取りやすいといったメリットがあります。が、そこまでこだわる必要はないので、コンパクトなものを優先しましょう。
車輪の幅:幅広の方がバランスが取れるのですが、幅広は結構重かったりして扱いにくさが勝る場合があります。こちらもコンパクト優先で問題ないです。
要するに、『コンパクトなアブローラーがなんだかんだ扱いやすい』ということです。
コンパクト=小さいものでコスト面でも安いのでおすすめです。
グリップ部分はソフトがおすすめ
アブローラーを立ちコロする場合、体を支えるのはグリップを握る手と脚だけになります。
つまり、
自重の半分程度が手に乗るわけなので結構な加重が手にも加わる
ことになります。
そこでポイントになるのがグリップの硬さです
ソフトなグリップの方が手にフィットしやすく握る力を最小限に抑えられるので、腹筋運動に集中しやすくなります。
グリップの硬さで使いやすさが結構変わってくるのでアブローラーを選ぶときは『グリップの硬さ』も拘るポイントの1つにぜひ加えてほしいですね。
車輪の材質が硬すぎるのも微妙
そしてもう一つ、車輪についても硬い素材はあまりおすすめしません。
理由その1:硬いものは床が傷つきやすい
車輪が硬いものは床を気づけてしまう可能性があります。
特にフローリングや畳の上で直にアブローラーを転がすのはおすすめできませんね。
理由その2:柔らかい素材のほうが反発力がある
そして、もう一つは個人的な意見かもですが、柔らかい素材の方が反発力があるので転がす動作もスムーズに行いやすいと思っています。
持ち運ぶなら重量と分割できるかをチェック
アブローラーを通っているジムなどに持ち運ぶ予定があるなら重量を確認しておきましょう。
コンパクトなものを選んでいれば重量は自ずと軽くなります。分割可能なものであればさらに楽。
この辺は使用用途に合わせて事前に確認しておくといいですね。
ストッパー付き、静音性は必要か?
アブローラーの中にはストッパーが付いていたり、静音性の高さを売りにしているものがあります。
ただ、正直あまりおすすめはしませんね。
ストッパーが不要な理由
頑張ってアブローラやっていれば、いつか必ずジャマになります。
そして、どうしてもストッパーになるものが欲しい場合は壁に当てるなど方法はいくらでもあります。
静音性が不要な理由
静音性重視のアブローラーは大きいものが多いので、重かったり、扱いにくかったり音以外のデメリットもあります。
何より価格が普通のアブローラーよりお高いですね。
おそらく静音性を気にする人は賃貸住まいの人だと思いますが、音が気になるようならアブローラーというより床材の方に気を使ったほうがいいかも知れないです。
>『【ホームジム】床の保護におすすめのジョイントマットを紹介➔賃貸にゴムマットは不向きです』
【厳選】シンプルで使いやすい!おすすめのアブローラー3選
アブローラーを選ぶポイントを説明しましたが、ぶっちゃけアブローラーの構造がシンプルがゆえにあまり大きな差が出ません。
アブローラーを紹介しているサイトは多いですが、おすすめされている数が多すぎて結局どれが良いのかイマイチ分かりませんよね。
というわけで、「どれがおすすめなの?」という疑問をお持ちの方からするとたくさん紹介しても本末転倒だと思うので、この記事ではおすすめを3つに絞って紹介したいと思います。
今回紹介するのは次の3つです。
Adidas(アディダス)アブホイール
信頼性と使いやすさを兼ね備えたクオリティの高いアブローラー
サイズ | 18cm✕18cm✕29.5cm |
重さ | 490g |
価格 | 2,860円 |
超有名ブランドAdidasのアブローラーだけあって、チープな感じがないしっかりした作りになっています。グリップやホイール部分は適度な硬さで使いやすさが抜群に良いです。シンプルなデザインにアディダスの赤いロゴもなかなか格好いいですね。
シングルホイールですが適度に幅広なので初心者でも充分扱いやすいと思います。
アブローラーにしては若干コストがかかりますが、使いやすさと商品のクオリティを求めるのであれば間違いなくおすすめできます。
Bodytech(ボディテック)アブホイール【Amazon限定】
Amazon限定の高評価レビュー多数のコスパ最強アブローラー
サイズ | ハンドル幅30cm×ローラー径15cm |
重さ | 360g |
付属品 | 膝保護マット付き |
価格 | 934円 |
Amazon限定ブランドのBodyTechから販売されいるアブローラーです。グリップ部分は高密度発砲スポンジでグリップ性も高く使いやすいとの評価が多数。
さらに膝コロ用の膝を保護するマット付属しています。メーカー保証も1年間付帯していてAmazon限定ブランドだからこそできる手厚いサポート付きコスパ最強のアブローラーと言っていいですね。
使いやすさと価格を兼ね備えた、とにかくコスパ重視で選びたい人におすすめです。
ALINCO(アルインコ)エクササイズホイール
家庭用フィットネス老舗ブランドのコンパクト高品質アブローラー
サイズ | 幅31.5×奥行14.5×高さ14.5cm |
重さ | 400g |
付属品 | 膝保護マット付き |
価格 | 975円 |
家庭用フィットネスメーカーのALINCO(アルインコ)から販売されているコンパクトなダブルホイールのアブローラー。
ダブルホイールなので初心者でもバランスが取りやすく、グリップ部分も曲線状になっていて握りやすい設計のアブローラーです。
コンパクトで高品質なアブローラーをお探し中の人におすすめです。
さいごに:「科学的根拠はない」はウソ!?
さいごによくあるアブローラー論争について書いて終わりたいと思います。
よくあるアブローラーの話で、アブローラーは腹筋が割れる・割れないの論争があります。
結論としては、『アブローラーで腹筋を鍛えることができても腹筋を割ることはできない』が正しいのです。
厳密には腹筋は誰でも元から割れている筋肉です。ただ、割れた腹筋に見えるシックスパックにするには「腹筋を鍛えること」と「お腹の脂肪を落とすダイエット」を同時行う必要があります。
- アブローラーで元から割れている腹筋を大きくしてボコボコ感をアップする
- ダイエットでお腹周りの脂肪を落とす
この工程が必要ということです。
アブローラーは腹筋を鍛える効果が非常に高いですが、ダイエットの効果はあまり期待できません。もとより人体の構造的に巷によく言う「部分痩せ」というのは腹筋に限らずなかなか難しいものがあります。
ただし、腹筋をボコボコシックスパックにしたければ腹筋をしっかり鍛えることが必須。その方法としてアブローラーはとても効果的というわけです。
腹筋を割りたければまずアブローラーをやり込みましょう!
おすすめのアブローラー