自宅にある家電をAlexaで操作したい!
そう思ったことある人多くないですか?
でも、それを実現しようと思ったら、家電自体もAlexa対応している必要があるのでは?
最近の家電はスマートスピーカ対応のものが多いですが、それだけのために家電を買い替えるのはもったいないですよね。
ですが、今回紹介するeRemote というスマートリモコン があれば、すでに自宅にある家電をスマートスピーカ対応にすることができてしまいます!
今回レビューするのはeRemote RJ-3というモデルです。
スマートリモコンeRemoteとは
eRemoteはリンクジャンパンという会社が販売するスマートリモコンです。
スマートリモコンとはリモコンの情報をクラウド上で管理する機器で、事前に操作したい機器を設定させておくことで、設定済みの機器をwi-fiや無線LANなどインターネット通信を通して動作を管理できる。
ウィキペディア フリー百科事典より
赤外線リモコン対応の家電であればeRemoteひとつで操作ができます。さらにAlexaやGoogle HomeなどのAIスピーカーと連携することで声で操作することもできてしまうんです。
eRemoteで出来ることをざっくりまとめるとこんな感じです。
eRemoteで出来ること
- スマホや声で家電を操作
- 外出先から家電を操作
- Alexa等のAIスピーカーとの連携で家電を声で操作
- シーン設定で家電をワンタッチ操作
声一つで様々な家電を操作できるのはとても便利なんですよね♪
リモコンって結構あちこちに置いてしまうので探すのが大変だったりしますが、スマートリモコンは赤外線が届く範囲であれば一括で操作できるのでその手間が一気に省けてしまうという優れものです。
eRemoteなら温度センサが付いているので、外出先でも部屋の温度を把握できるため帰宅前に事前にエアコンをつけておいたりもできるんです。
スマートリモコン 恐るべし ですね...
eRemote開封レビュー

さて、前置きはこの辺にしておいて早速eRemoteのレビューをしていきたいともいます。
ちなみにeRemoteには3種類あって、eRemoteとeRemote miniとeRemote pro というのがあります。
大きな違いは温度センサーや電流センサーの有無です。
今回は温度センサー搭載のeRemoteを購入しました。
同梱内容

- eRemote本体
- USB-microUSBアダプター
- USB電源プラグ
- セットアップマニュアル

本体にはキズ防止のフィルターが付いていますね。
見た目は三角という少し変わった形状をしています!

eRemote本体への入力端子はmicroUSBですね。
最近はUSB C-typeが増えてきているので、C-typeだといざという時ケーブルの使いまわしが効いてよかったですが、まあ実使用上は問題はないですね♪

それから電源のACアダプターもしっかり付属されております。
余談ですが、eRemote miniだとこれが付属されていないようなので、別途用意する必要があるみたいです。
ざっと付属品はこんな感じですね~。
家電の登録方法
さて、家電の登録方法について解説します。(特に難しいところはなかったです)
基本的には赤外線を搭載した家電、要はリモコンを使っている家電は、ほぼ登録可能です。(我が家の家電はリモコンがあるものはすべて登録できました。)
まずはeRemoteを付属のケーブルとACアダプターで電源を入れてやります。
それからeRemote専用のアプリ「eHome」をインストールしましょう。

インストールができたらあとは画面に沿って操作するだけです。


今回の場合はeRemoteを選択します。
あとはwifi設定画面が出るので、画面の通りに設定すればデバイス追加完了!

デバイス登録が完了したら、登録したい家電を選択して...
登録したいリモコンの操作をeRemoteに向かって行うだけで、その機能を学習してくれました!


テレビだと電源とか音量ボタンとかチャンネルボタンくらいは登録しておくと便利ですね。
ざっくりとした説明ですが、操作はいたってシンプルで難しいところはありませんでした~。
Alexaとの連動設定方法
これでスマホから家電を操作を追加することはできようになりましたので、次はいよいよAlexaアプリとの連動です!
こちらもやり方は超簡単でした。
方法としてはAlexaアプリからeHomeのスキルを有効にするだけです。

Alexaのスキル機能については以下のページも参考にしてください。
これだけでeHomeとAlexaアプリの連動は完了。
これでeHomeで登録した家電の操作内容を「Alexa、○○して!」と話しかけるだけで見事家電の操作が可能に大変身!
これはすごい便利です!まさに映画の世界ですよ!
MARVEL映画「アイアンマン」でトニースタークが人工知能に話しかけていたような高度なことまでできるようになる日もそう遠くはないかも...
応答性はかなり良い!
Alexaに話しかけてから、家電の操作までの反応速度は1秒程度のタイムラグなので、使用上ほとんど問題ないレベルです。
寝転んでいるときとかに、都度エアコンなりテレビなり、リモコンを立ち上がって取りに行くことに比べれば間違いなく快適です。
どのくらいの距離まで反応するか?
電波の到達距離については、隣の部屋くらいであれば問題なく使えました!
ただ壁を隔てたり、途中に障害物があると上手くいかないことがあるようです。
我が家の場合は、よく使うリビングだけで使用しているのでこの点は特に不便なく使えています。
近い将来、家と会話する時代が来そうですね
外出先からの家電のON/OFF状態の確認
現状eRemoteでは外出先から、実際の家電のON/OFF状態を把握することができないようです。
たとえば、TVなどは電源ボタン1つででON/OFF両方の操作を行います。
eRemoteを使えば、外出先でも操作は可能ですがON/OFF状態は確認できません。
試しにエアコンでも電源プラグを抜いてeHomeから操作を行ってみたところ、
アプリ上の表示は運転(ON)表示になりました。
ですが、当たり前ですがエアコンの電源プラグを抜いているので実際の動きとしてはOFFです。
この点は注意しておかなくてはいけないですね。
実際のON/OFF状態を確認したい場合は、eRemoteの上位互換のeRemote Proであれば電流センサーが内蔵されており外出先でも確認が可能なようですが、残念ながら現在は法人販売のみで一般販売はしていないようです。
早く一般向けにも販売してほしいですね~
eRemoteをさらに機能拡張するオプション品

eRemoteは赤外線が使える家電でなければ利用ができません。
また、温度センサーのみで湿度など別のセンサーは内蔵されておらず、細かい設定をしたい場合はオプション品と組み合わせることで、eRemoteをより有効活用できるようになります。
【ePlug】リモコンがない家電のON/OFF が可能になる
ePlug(イープラグ) を利用すると、リモコンがついていない家電のON/OFFもスマホから遠隔での操作が可能になります。
使い方は 、電源コンセントの間にePlugを挟んで差し込むだけでリモコン付き家電に早変わり。
ePlugの活用方法
- リモコンがない家電がスマホ操作でON/OFF可能になる
- タイマー機能で家電をタイマー付き家電に変身
【eSensor】 5つのセンサーで部屋の環境を“見える化”
eSensor(イーセンサー)は温度、湿度、照度、音、空気質の5つのセンサーで環境を計測、 室内の状態を確認することができます。
eSensorの活用方法
- 外出先からスマホで部屋の状態をチェック
- eRemoteとの連携で温度や照度に合わせてエアコンや照明を自動操作
スマートで快適な生活を手に入れましょう!
スマートリモコンの普及率はまだまだ低く改善の余地もありそうですが、間違いなく世の中のAI化が進んで便利な生活を送る日が来るのも近そうですね。
今回のスマートリモコンもそうですが、自分が知らないうちにどんどん便利なアイテムが増えていっているなぁと、改めて感じました。
時代に乗り遅れないためにもあふれる情報から有益なものをしっかりピックアップしていきましょう!